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ゼロから始める!ものづくり会社の体制づくり【創業編】

目次

アオくん

カイ社長、いよいよ僕も、自分の“ものづくり会社”を立ち上げようと思ってるんです!でも、正直、どこから手をつけていいか…。

カイ社長

いいねアオ君。起業は情熱と覚悟が必要だが、最初の土台作りがその後の成長を左右するよ。今回は、仲間の集め方・場所の選び方・師匠の見つけ方、この3本柱で話を進めよう。

仲間の集め方:情熱 × スキル × 信頼

ものづくり企業にとって、創業初期のメンバーはまさに「コアチーム」。以下の3つの観点で仲間を選びましょう。

①情熱を共有できるか?

長時間労働や不確実な未来に挑むスタートアップでは、同じビジョンに共感できる仲間が重要です。理念に心から共感できる人と組むことで、困難な局面も乗り越えられます。

②補完的なスキルがあるか?

自分が技術者なら、経営・営業・資金調達など他のスキルを持つ人を探しましょう。バランスの取れたチームが事業の安定性を高めます。

③信頼できるか?

資金・時間を共有する以上、信頼関係は不可欠。過去に一緒にプロジェクトを経験した仲間、もしくは信頼できる人からの紹介者がベターです。

企業場所の選定:コストと成長性のバランス

製造業では「場所」の選び方が事業の成否に直結します。以下のような視点から比較検討しましょう。

・賃料と固定費

初期コストを抑えたいなら地方も選択肢。空き工場や自治体の補助を活用できるエリアもあります。

・インフラとアクセス

物流や人の移動を考慮し、交通の便・高速道路・港へのアクセスを確認しましょう。

・ 地域コミュニティとの親和性

地元の工業団地や支援機関と連携できる地域では、情報や人材のネットワークが得やすくなります。

経営と技術の師匠を探す:成長を加速させるメンター戦略

創業期には「相談できる人」がいるかどうかが、成長スピードを大きく左右します。

❶ 同業界の先輩を探す

地元商工会議所や異業種交流会に参加し、経験豊富な経営者とつながりましょう。「OBOG訪問」のように、先輩経営者に話を聞く機会を設けるのも有効です。

❷ 技術メンターの存在

大学や技術研究機関、ものづくり補助金の相談員など、技術支援を受けられる専門家を味方にすることで、試作や製品開発がスムーズになります。

❸ 定期的な壁打ち機会を作る

「経営の壁打ち」をしてくれる人を定期的に確保し、方向性がズレていないかを確認しましょう。自分だけで走りすぎないための“ブレーキ役”が大切です。

まとめ

アオくん

なるほど…情熱だけじゃダメなんですね。仲間、場所、師匠、全部が繋がってるんだなって実感しました!

カイ社長

その通り。でも最初から完璧じゃなくていい。まずは動いて、出会いを重ねながらチームも整えていけばいいんだよ。君ならできる。

アオくん

ありがとうございます、カイ社長!まずは信頼できる仲間探しから動いてみます!

ものづくり会社の創業には、情熱だけでなく「仲間選び」「企業場所」「メンターの存在」が鍵となります。信頼とスキルのバランス、コストとアクセスの見極め、経験者からの学びを得る姿勢が、成功への道を開きます。

ス ポ ン サ ー リ ン ク

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はこまる村長

ものづくりベンチャー企業の役員(創業者/COO)で活躍中!(創業7年目/社員15名程度)

経営、事業開発、営業、案件推進(製造業)をマルチにこなしています!

大手企業や中堅企業の経営や営業戦略、体制作りなどの支援を行っています!

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